Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)

アメリカの伝説的なファンクミュージック・バンド!

モーリス・ホワイト


■モーリス・ホワイト(Maurice White、1941年12月19日−)

1941年、メンフィスにて生まれ、1953年にドラムを始める。1960年代初めにシカゴに越し、後にチェス・レコードの専属ドラマーとなる。1966年にピアニストのラムゼイ・ルイスのバンドに加入する。この頃よりライヴでカリンバを演奏している。

1969年にラムゼイの下を離れ、自身のグループ、『ソルティ・ペパーズ』を結成し、キャピトル・レコードからシングルを残す。これがアース・ウィンド・アンド・ファイアー(以後EWF)の前身となる。1970年にモーリスは占星術によると土、風、火の要素があるからと言う事からと、宇宙論を結びつけ、Earth, Wind & Fire(土と風と火)と改名した。また拠点をロサンジェルスに変え、ワーナーと契約した。兄弟のヴァーダインにフレッドを含めた10人の大所帯バンドとなる。2作リリースするがヒットはせず。

1972年に活動拠点をロサンジェルスに変え、コロムビア・レコードに移籍、フィリップ・ベイリーが加入。フィリップとモーリスのツインヴォーカル、重厚なホーン・セクションが特徴となる。コロムビアには以後1990年まで在籍する。1975年にはThat's the Way of the World『暗黒への挑戦』を、同名の映画のサウンド・トラックとしてリリースするが、映画はヒットせず。この映画にはモーリスも出演している。

1976年に自己プロダクション、カリンバ・エンタテインメントを設立。"Boogie Wonderland"に参加しているエモーションズやデニース・ウィリアムス、ラムゼイ・ルイス等をプロデュースしている。1978年にはCBS/コロムビアの元、ARCレコードを設立。

1983年に発表したElectric Universeより、その大きな売りであったホーン・セクションを捨て、打込みによる電子音が特徴となる。このアルバムをリリース後、活動を一時停止、各メンバーはそれぞれソロ活動に移る。モーリスは1985年に、2008年現在唯一のソロ・アルバムとなる、Maurice Whiteを発表、"I Need You"がヒットチューンとなる。

1987年に"Touch the World"をリリースし、活動を再開。1990年代に入ると、プロデューサー業に専念するようになるが、1994年の全米ツアーには参加せず。この頃よりモーリスはパーキンソン病に罹ったため、1995年にライヴ活動をリタイア、以来のEWFの活動はフィリップが中心となっている。またモーリスは同年にラムゼイ・ルイス等のグループアーバン・ナイツの立ち上げにプロデューサーとして関与している。

2004年にモーリスと共にEWFは来日公演したが、これがモーリス込みで最後の公演とも噂される。2007年にはスタックス・レコード(コンコード・レコードにより復活)より、EWFのトリビュート・アルバムInterpetationsをリリース。モーリスはエグゼクティヴ・プロデューサーとしてこのプロジェクトに参加。2008年にはフュージョンミュージシャンのブライアン・カルバートソンのアルバムにもエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加している。


ヒストリー


モーリス・ホワイトは初期はジャズ・ドラマーとしてラムゼイ・ルイスのバンドに参加していた。彼のバンドを離れた後、1969年にシカゴにて、『ソルティ・ペパーズ』を結成、キャピトルからシングル"La La Time"を残す。

1970年には活動拠点をロサンゼルスに変え、バンド名もアース・ウィンド・アンド・ファイアー(以後EWF)と改名。占星術によるとモーリスはEarth, Air & Fire(土と空気と火)の要素があるが、馴染みやすく、Earth, Wind & Fire(土と風と火)と名づけた。(当時の人気バンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの模倣という説もある。[2])ワーナーと契約、モーリスの兄弟のヴァーダインにフレッドを含めた10人の大所帯バンドとなる。2作リリースするがヒットはせず、バンドは一度解散する。

1972年にコロムビア・レコードに移籍、フィリップ・ベイリーやラルフ・ジョンソンが加入。コロムビアには以後1990年まで在籍する。1973年にHead To The Sky(『ヘッド・トゥ・ザ・スカイ』)をリリースし、ゴールド・ディスクを獲得する。1975年にはThat's the Way of the World(『暗黒への挑戦』)を、同名の映画のサウンド・トラックとしてリリースし全米アルバム・チャート第1位を獲得するが、映画はヒットせず。この映画にはモーリスも出演しており、彼等の貴重なライヴ映像も見ることが出来る。

1976年にモーリスは自己プロダクション、カリンバ・エンタテインメントを設立。モーリスは、"Boogie Wonderland"に参加している「エモーションズ」等をプロデュースしている。1978年にはCBS/コロムビアの元、ARCレコードを設立。

1980年に2枚組の大作Faces(『フェイセス』)を発表した頃から、彼らのサービス過剰とも言える音楽性がリスナーに飽きられ始める。1983年に発表したElectric Universe(『エレクトリック・ユニヴァース』)では、ついに大きな売りであったホーン・セクションを捨て、電子楽器中心のサウンドを展開させるが、人気の凋落に歯止めを掛けることはできず、活動を一時停止、各メンバーはそれぞれソロ活動に移る。この間、フィリップ・ベイリーは1983年にフィル・コリンズのプロデュースでChinese Wallをリリースし、"Easy Lover"をヒットさせる。彼は以後も不定期ながらソロ活動をしている。モーリスも1985年に唯一のソロ・アルバムとなるMaurice Whiteをリリースし、"I Need You"をヒットさせる。

1987年にTouch the Worldをリリースし、活動を再開。1990年代に入ると、モーリスはプロデューサー業に専念するようになるが、1994年の全米ツアーには参加せず。この頃よりモーリスはパーキンソン病に罹ったため、1995年にライヴ活動をリタイア、以来のEWFの活動はフィリップが中心となっている。

2004年にモーリスと共にEWFは来日公演した。。2007年にはスタックス・レコード(コンコード・レコードにより復活)より、EWFのトリビュート・アルバムInterpetationsをリリース。モーリスはエグゼクティヴ・プロデューサーとしてこのプロジェクトに参加。
2009年12月4年ぶりの来日が決定。東京他、大阪、札幌などで行われた。


アルバム


■アルバム
Earth, Wind and Fire (デビュー, 1971, Warner Bros.) (US 200 #172/US R&B #24)
The Need of Love (愛の伝道師, 1971, Warner Bros.) (US 200 #89/US R&B #35)
Last Days and Time (地球最後の日, 1972, Columbia) (US 200 #87/US R&B #15)
Head to the Sky (ヘッド・トゥ・ザ・スカイ, 1973, Columbia) (US 200 #27/US R&B #2)
Open Our Eyes (太陽の化身, 1974, Columbia) (US 200 #15/US R&B #1)
That's the Way of the World (暗黒への挑戦, 1975, Columbia) (US 200 #1/US R&B #1)
EWFが出演した同名の映画のサウンドトラックとなる。全米アルバム・チャート3週間第1位。プラチナ・ディスクを獲得。
Gratitude (灼熱の饗宴, 1975, Columbia) (US 200 #1/US R&B #1)
ライブアルバム。
Spirit (魂, 1976, Columbia) (US 200 #2/US R&B #2)
All 'N All (太陽神) (1977, Columbia) (US 200 #3/US R&B #1)
The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1 (1978, Columbia) (US 200 #6/US R&B #3)
I Am (黙示録, 1979, ARC) (US 200 #3/US R&B #1)
Faces (フェイセス, 1980, ARC) (US 200 #10/US R&B #2)
Raise! (天空の女神, 1981, ARC) (US 200 #5/US R&B #1)
Powerlight (創世記, 1983, Columbia) (US 200 #12/US R&B #4)
Electric Universe (エレクトリック・ユニヴァース, 1983, Columbia) (US 200 #40/US R&B #8)
大きな転換となったアルバム。ホーン・セクションを捨て、電子ドラム・シンセサイザーなどを多用したのが特徴。
Touch the World (タッチ・ザ・ワールド, 1987, Columbia) (US 200 #33/US R&B #3)
The Best of Earth, Wind & Fire Vol.2 (1988, Columbia) (US 200 #190/US R&B #74)
Heritage (ヘリテッジ, 1990, Columbia) (US 200 #70/US R&B #19)
同アルバムから"Heritage"及び"Gotta Find Out"がタモリ倶楽部の空耳アワーで取り上げられ高い評価を受けた。なお、これがコロムビア・レコードからリリースされた最後のアルバムである。
Millennium (千年伝説, 1993, Reprise/Warner Bros.) (US 200 #39/US R&B #8)
ワーナー復帰後の第1弾。プリンス等外部のミュージシャンを呼んでいる。
Live in VELFARRE (1995, Karimba Records)
1995年4月20日に行われたヴェルファーレでのライヴ模様を収めたライヴ・アルバム。国内盤はavex traxから。
Greatest Hits Live (1996, Pyramid/Rhino) (US 200 #--/US R&B #75)
In the Name of Love (1997, Pyramid/Rhino) (US 200 #--/US R&B #50)
avex traxよりAvetar(アヴェタ)のタイトルでリリースされたのがオリジナル、翌年にライノより構成を変えてリイシュー。2003年に自主レーベル、カリンバよりオリジナル・タイトルでリイシュー。
The Essential Eart, Wind & Fire (2002, Columbia) (US 200 #--/US R&B #91)
The Promise (2003, Kalimba Records) (US 200 #89/US R&B #19)
国内盤は前作に続き、avexより。
Illumination (2005, Sanctuary Records) (US 200 #32/US R&B #8)